自分を好きになる練習─心の領域から

自分を好きになる練習─心の領域から

今回は潜在意識、自分で気づいていない部分から、自分を認める、好きになる練習をする方法です。

そもそも自分で気づいていない部分は、無意識の中に押し込めてしまっているものです。
それも非常に強固に。

だからこそ、すぐに目に見えるような効果が出るわけではありません。

でも、そこに気づかないままでいると。

たとえ資格や肩書き、地位やお金、結婚や子供など、望んだものを手に入れても、不安や虚しさが残り続けてしまうのです。

「こんなに努力して頑張ったのに。生きづらいのは変わらない、もうしんどい・・・」そんな気持ちにさえなってしまうこともあります。

いきなり潜在意識をこじ開けるのは1人では難しいので、ここでは潜在意識を閉じ込めている強固な蓋を緩めていく方法をお伝えします。

私が試して中で潜在意識に影響があったと感じたものは、アファメーションと瞑想でした。

アファメーション(affirmation)
単語の意味は「断言、確言。肯定」

簡単に言うと、良い自己暗示をかけるということ。

暗示は強制的に人を操る、あまり良くないものだと思っていたので、アファメーションはスルーしていました。

でもある時思ったんですよ。
毎日ことあるごとに自己否定をしているのは、自分はダメ人間だと自己暗示しているのと同じだなと。

なら、暗示はすでにやっているわけだし、内容をポジティブにするだけの違いなら、試してみてもいいなと。

アファメーションはポジティブな表現で作る必要があるのですが、表現方法が色々ある中で、私が一番抵抗が少なかった言い回しが、最後に「大丈夫」をつける形でした。

例えば、

「私は私で大丈夫」

「人と違っていても大丈夫」

「ミスしても大丈夫」

「嫌いな人がいても大丈夫」

という感じ。

また受け入れるのが苦手なことに対してだったら、

「褒められても大丈夫」

「意見を言っても大丈夫」

「人を好きになっても大丈夫」

という感じ。

「大丈夫」は、否定的なことや苦手なことでも、受け入れ、安心感を与えてくれる万能な単語。

このアファメーションを毎日寝る前に言うのはオススメです。

声を出した方が効果が高いのは確かなんですが、部屋に1人だとしても、なんとなく声を出して言うのは恥ずかしかったりするので、最初は心の中でつぶやくだけでも良いです。

寝る前にまたものすごい自己否定をしてしまった、またやってしまった、と思ったら「そんな自分でも大丈夫」で終わればOK。

でもこれだと、ダメな自分が強化されてしまうんじゃ・・・そんな心配も起きますよね。

この「大丈夫」の言葉はダメな部分を本当に受け入れても、「あなた本来の存在価値は何も変わらないから安心して大丈夫」と言うメッセージです。

その安心感が潜在意識に届きます。

じゃあ、変化が起きたのがどうやってわかるのかというと。

気づいたら、苦手だったシチュエーションでも気にならなくなったり、受け取り方や感じ方が変わったり。

なぜ苦手だったのか、その理由が突然わかったりなんてこともあります。

いつもと違う感覚や思考が湧いてくるので、自分で違いがわかります。

ちなみに私がアファメーションで一番潜在意識に強く効いたと思ったやり方は、鏡の中の自分の目を見ながら、声を出してアファメーションを毎日3回言う方法。

声の大きさは小さい呟きぐらいでしたが、自分の心に叩き込む、それぐらい本気の気持ちで、1ヶ月以上続けた時でした。

とは言っても、何も変化が感じられないこともあります。

その場合、いまの自分には合わない、必要がないだけかもしれません。

また、効果がちゃんとあっても、元々のブロックが強すぎて効果に気づけていないだけかもしれません。

そしたら、他の方法をやってもいいし、何もしなくても焦らなくて大丈夫です。

瞑想(meditation)
心を静めて無心になること

10年以上前に瞑想してるなんて言ったら、新興宗教に入っている危ない人、もしくはスピ系でイッちゃってる人と思われがちで、あまり人前では言えないものでした。

今はビジネスでも取り入れられたりと、イメージが変わってるので、試しやすいと思います。

ちょっと想像して欲しいのですが、自分の部屋の中で大音量でセミが鳴き続けていると思ってください。

めちゃくちゃウルサいですよね。

会話をしても、気分が上がる曲を流しても、セミの鳴き声にかき消されてしまい、よく聞こえないし、次第にイライラしてきます。

これを解消するには、セミを部屋から出せばいい。

思考というのは、この大音量のセミと同じです。

次から次へと、不安や焦り、緊張感を作り出していきます。

セミを部屋から出す=瞑想で思考を鎮める、ということ。

思考が静かになってくると、無意識の心の声に触れやすくなっていきます。

無意識の蓋が緩んで、自分の本心が出てきやすくなってきます。

瞑想の方法も増えてきてますが、そもそも思考に自分が飲み込まれてしまっているのに気づく、思考から自分を切り離すための一つの方法でしかありません。

瞑想で思考が止められないからダメだとか、瞑想はこの方法、この流派が正しいやり方、この方法は危ないとか関係なくて、自己流でも全然OKだと私は思っています。

あぁまたネガティブな思考が湧いている、そう思ったら、そこでストップする。

考えを止めるのは最初は難しいので、体の感覚にフォーカスするのも一つの方法です。

考えているのに気づいたら、座っているお尻の感覚に意識を集中してみる。

呼吸に意識を集中してみる。

お香やアロマを炊いている人は、香りに集中するのもいいと思います。

頭の中が静かになればいいので、瞑想じゃなくても、気分が落ち着く音楽を聴くとかでもいいのです。

瞑想を続けていると、そのうち思考に飲み込まれている時と、シンプルに思考が沸いているだけの時の違いがわかってくるようになります。

思考が悪いのではなく、思考に飲み込まれて「自分=思考」になってしまっているのが問題なので。

「自分≠思考」に気づけるようになると、固定概念を手放しやすくなっていきます。

次第に自分の視野が広がり、自分を認められるようになり、どんな自分でもOK、好きだと言えるようになってくると、生きるのが楽になっていきます。

あなたの人生に気づきが訪れ、新たな可能性が開かれていきますように。

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